昨日(8/19),関西若手租税法研究会に参加して参りました。
主催の小塚先生,今回も誠にありがとうございました。
今回は,お三方報告してくださいました。
山田先生は,(今後発表予定のご論稿だそうですので詳細は控えますが)判例評釈をしてくださいました。個人的に興味がある判例であり,とても興味深く拝聴いたしました。
漆先生は,租税法学会の次回研究総会での報告内容につき発表してくださいました。イノベーション,特区ともに個人的には良くわかっていない分野なのですが,様々な議論を交えながらわかりやすく解説していただきました。「質を含めた論文発表率」という記述で,少し心が痛くなりました。
谷口先生は,以前発表された論稿(こちらとこちら)に近年の判例の分析を加えた論稿を発表してくださいました。今年の税法学会のテーマだったことからもわかるように,租税回避は税法学において非常に重要な(一番大事だと言っても過言ではない)テーマとなっています。とても勉強になりました。
最近,少し研究のモチベーションが下がってしまっていました。とはいえ,サボっているわけにもいかないので,少し視野を広げて(『大人のための国語ゼミ』など)色々な本を読んでいましたが,本筋の研究がおろそかになってしまっていました。今回の先生方の報告を聞いて,ガッツをいただいたような気がします。今後とも頑張って参りたいと思います。