昨日,立正大学の長島弘先生のゼミと,東洋大学の金子友裕先生のゼミのディベート対抗戦に,審査員としてお招きいただきました。
私のような若輩者をお招きくださり,誠にありがとうございました。
当該対抗戦では,いわゆる馬券札幌事件上告審判決*1を素材にディベートが行われました。
言わずと知れた,所得分類や必要経費など,所得税法の根幹が関わる事案です。また,類似する事案の判決(馬券大阪事件上告審判決*2)もあるわけですが,当該判決やその後の通達改正も関わって,議論するのがなかなかに難しい事案です。当該ディベートでは,そんな事案について,ポイントを絞った上で,白熱した議論が行われていました。
両ゼミとも,まだディベートを始めてそこまで年数が経っていないとのことでしたが,そんなことは微塵も感じさせない堂々たる試合ぶりでした。とても勉強になりました。
先日の学内のディベート大会でも書きましたが(下記記事参照),ディベートはやはり楽しいし今後とも携わっていきたいな,と感じました。
taxfujima.hatenablog.com
簡単ですが,こんなところで。