What Do We Pay for Civilized Society?

税法を勉強している藤間大順のBlogです。業績として発表したものについて書いたり,気になったニュースについて書いたり。概ね1回/月の更新を目標としています。

#ぱうぜトーク に出演しました。

はじめに

 タイトルのとおり,ぱうぜ先生がやられているpodcastである「ぱうぜトーク」に,ゲストとして出演してきました。ぱうぜ先生,話す機会をいただきありがとうございました。
 第67~69回にかけて出演してきました。それぞれの回について,リンクを貼りつつ,若干補足しながら書いていきたいと思います。

第67回

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 第67回では,神奈川大学ウェブサイトの「神大の先生」に載っている私の紹介記事をもとに,自己紹介的な話をしました。緊張していたこともあり,ぱうぜ先生に頑張って聞き出していただくような形になりました。自分のことをもっと自信をもって喋れるようになりたいな,と思います。
 神大の先生については,下記のリンクを参照(ぱうぜトークの概要欄にも載せていただいています)。
https://professor.kanagawa-u.ac.jp/law/law2/prof35.html

 また,途中で性的少数者と配偶者控除の話に触れました。この点をふくめ,家族のあり方の多様化と税という議論については,東北学院大学の加藤友佳先生が第一人者です。加藤先生のこれまでの研究成果については,下記の記事で紹介した書籍を参照。
taxfujima.hatenablog.com

 それと,途中で「裸一貫事件」についても触れています。こちらについては,下記の判例になります。「裸一貫から出直すことを決意し」という判示から,このように呼ばれることがあります。
www.courts.go.jp

第68回

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 第68回では,私が日本租税理論学会編『租税理論研究叢書30 租税上の先端課題への挑戦』(財経詳報社,2020年)に執筆した「クラウドファンディング(Crowdfunding, CF)と課税―資金調達者に贈与税を課すべきか,所得税を課すべきか― 」についてお話しする機会をいただきました。自分の書いた論文についての報告ということもあり,熱をもって話すことができました。
 当該論文については,下記の記事を参照。

taxfujima.hatenablog.com

 クラファンと税の問題について,私は所得税と贈与税の観点から議論していますが,消費税の問題については,一橋大学大学院の吉村政穂先生が『租税法と民法』で議論しています。
www.yuhikaku.co.jp

第69回

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 第69回では,ぱうぜ先生が主催されていて,私が現在は運営を補助している若手法学研究者フォーラムについてお話ししました。アフタートーク的な感じで,リラックスして話すことができました。
 若手法学研究者フォーラムについては,下記のぱうぜ先生のブログ記事を参照。

kaffeepause-mit-ihnen.hatenablog.jp

 これまで私が参加してきたフォーラムの集いについては,下記の記事を参照。
第5回若手法学研究者フォーラムの集い - What Do We Pay for Civilized Society?
第6回若手法学研究者フォーラムの集い - What Do We Pay for Civilized Society?
第7回若手法学研究者フォーラムの集い - What Do We Pay for Civilized Society?
第8回若手法学研究者フォーラムの集い - What Do We Pay for Civilized Society?

 それと,私の博士論文をもとにした書籍についてもご紹介いただきました。当該書籍については,下記記事を参照。podcastでも述べたとおり,フォーラムで報告の機会を何度もいただけたことにより書くことができたものです。
taxfujima.hatenablog.com

 podcastでも述べましたが,今年も,当該フォーラムの「集い」をオンライン(Zoom)にて開催する予定でおります。上記のぱうぜ先生のブログ記事をご覧いただいたうえでご興味があれば,ぜひぜひ参加してくださいますと幸いです。

おわりに

 以上,podcastの内容についてまとめました。何か作業の傍らでも,ぜひぜひお聞きくださいますと幸いです。
 授業をやっているので少しはこなれた話し方ができるだろう,と油断していたのですが,いやはや,実際に聞いてみると緊張しまくっていますね。精進しなければならないな,と実感しました。ただ,ぱうぜ先生が上手く導いてくださったおかげで,楽しいpodcastになっているのではないかな,と思います。ぱうぜ先生,出演の機会をいただき,また色々とお気遣いいただき,誠にありがとうございました!