昨日(6/12),アメリカ税法研究会をオンライン(Zoom)にて開催しました。
先月開催した際の記事として,下記参照。
今回の研究会では,私が近く公表予定の論文について議論しました。下記の東アジア租税法研究会で報告したものと同じテーマになります。
今回のアメリカ税法研究会では,1つの試みとして「オンデマンド型」研究会ということをしてみました。私が報告担当者だったわけですが,事前に報告風景の録画を流して*1,それを観てから研究会に参加するようにしていただきました。研究会当日は報告を行わず,議論の概要について5分ほど話したうえで,質疑応答のみを行いました。
このような形式は,参加者それぞれのスケジュールに合わせて報告を聞いてから参加できるという点で,研究会の時間が報告の分短縮化できるという点もあわせてメリットがあるように思います*2。また,参加者のなかには,何度か報告を聞いて理解を深めたと言ってくださった方もいて,こういった面でのメリットもあるだろうと思います*3。一方,いきなり質疑応答だとついていくのが大変だった,という方もいらっしゃったように思いました。
結果としては充実した議論ができたので,今後ともオンデマンド型の研究会をやってみたいと感じています。ご参加いただいた皆さま,ありがとうございました。