昨日，勤務先である神奈川大学大学院法学研究科にて，弁護士の吉田正毅先生による「弁護士から見た税法の考え方～重加算税を題材として」という講演会を開催しました。
先日，下記の記事で宣伝した講演会です。
講演を担当いただいた吉田先生，改めてありがとうございました。研究において構築された基礎理論を応用した理論的な実務を展開されている吉田先生の考えをうかがうことができ，大変に勉強になりました。重加算税の賦課要件を素材に，判例理論の形成とその実践的な展開について，具体的な事例を交えながらお話をうかがうことができました。
また，当日は，対面で30名ほど，オンライン（Zoom）で50名ほどご参加いただき，大変な盛況でした。ご参加いただいた皆さま，誠にありがとうございました。ただ，Zoomの音声の設定など至らない点があり*1，個人的には反省も多いものでした。オンラインでご参加いただいた皆さま，誠に申し訳ありませんでした。もっとも，結果としては，吉田先生の素晴らしいご講演のおかげで，とても良い機会になったのではないかと思います。
もとは，吉田先生が書かれた『税務調査対応の「事実認定」入門』を読んでいつかお話を聞いてみたいと考えていた私のワガママだったのですが，このように大きな機会で開催することができました。開催にあたりご尽力いただいた研究科の先生方および事務方の皆さま，ありがとうございました。
今回の講演会が表すように，神奈川大学大学院法学研究科では，税法専攻の大学院生を今後積極的に受け入れていきたいと考えています。税法の研究や修士論文の執筆にご興味がおありの方は，下記のウェブサイトなどを参照のうえ，ぜひご連絡を賜れますと幸いです。
*1:講演会の冒頭，こちらの設定ミスで音声が上手くZoomに乗っていませんでした。
