What Do We Pay for Civilized Society?

税法を勉強している藤間大順のBlogです。業績として発表したものについて書いたり,気になったニュースについて書いたり。概ね1回/月の更新を目標としています。

第10回若手法学研究者フォーラムの「集い」を開催します。

はじめに

 タイトルどおり,第10回若手法学研究者フォーラムの「集い」を今年も7/24(日)に開催します。参加されたい方はぜひ,という趣旨で記事を書きます。

若手フォーラムについて

 若手法学研究者フォーラム(以下「若手フォーラム」とします)は,千葉大学の横田明美先生がつくった法学を研究する若手が参加するオンラインでの枠組です。法学という大きな枠のなかで,自分とは異なる様々な分野の若手と交流や情報交換をすることを目的とした集まりです。下記記事に情報がまとまっています。

kaffeepause-mit-ihnen.hatenablog.jp

 上述の記事にあるとおり,若手フォーラムには以下の参加要件があり,これらの要件を満たす方は参加を歓迎しています。また,後述するとおり,Facebookの本名のアカウントがあることも不文の要件と言えるかと思いますが,フォーラムへ参加される直前に作成していただければ構いません。

参加要件:
1.生年月日が、1973年(昭和48年)4月1日以降であること。(2013年4月1日時点で満40才以下)
2.以下のいずれかに該当すること。
(1)法学系の修士課程・博士課程に在籍しているか、在籍したことがある方。
(2)法学系の博士課程進学や助教等への採用を目指して、現在、研究論文を執筆中である方。
(3)法曹資格を有しており、ロースクールでの教育に関心があり、今後研究論文を執筆する予定がある方。
(4)上記の趣旨に鑑みて、準じると管理人が認める方。
*ここでの「研究論文」:制度・事例紹介に留まらない学術的価値を目指している論文。長さは問いません。
3.参加後速やかに、関心分野、学歴、職歴、研究歴等を含んだ自己紹介投稿をすること。

 これらの要件を満たす方で参加を希望される方は,下記のFacebookグループに参加申し込みをいただき,折返しお送りするメッセージにて質問にご回答いただければ若手フォーラムに参加することができます。

www.facebook.com

 横田先生のドイツ留学を機に,早稲田大学社会科学総合学術院助手の吉田朗先生とともに,私はフォーラムの運営をお助けしています。

「集い」について

 若手フォーラムでは,概ね年に1回,「集い」と称する集まりを開催しています。コロナ禍以前は対面で開催していましたが,コロナ禍になった後はオンラインにて開催しています。
 昨年開催した際の記事として,下記参照。
taxfujima.hatenablog.com

 上述のとおり,今年も7/24(日)に「集い」を開催します。フォーラムに参加されている方は誰でも集いに参加できますので,ご興味がある方は上述の若手フォーラムへの参加申し込みをしていただいたうえで,集いにも参加希望をしていただければと思います。Facebookのイベント機能にて参加希望を承っています。今から報告のご希望を承るのは少し難しそうなのですが,参加自体は大歓迎です。
 今回の「集い」では,横田先生がドイツ留学を契機として執筆された『コロナ危機と立法・行政』について,弁護士の吉峯耕平先生(田辺総合法律事務所)にコメントしていただいた後,横田先生が応答する合評会を行います。

www.koubundou.co.jp

 このほか,大学院生をふくむ若手の報告もあります。私も,酒類販売免許制度に関する研究報告を共同でする予定です。

おわりに

 何度もこのブログ記事に書いていますし,拙著の「はじめに」にもフォーラムのことを書きましたが,若手フォーラムがあったことで,私は法学の研究者として何とかやっていける視野を身に着けられたのだろうと思っています。自分野の研究だけだとどうしても視野が狭くなりがちなので,色々な分野の方々と議論ができる若手フォーラムは個人的にはとても有益な機会でした。
 ぜひ,フォーラムへ色々な方にご参加いただければ嬉しく思いますし,フォーラムの魅力の1つである「集い」にもご参加いただけたら幸いです。