先日，中央大学の酒井克彦先生より，『裁判例からみる加算税』をご恵贈いただきました。
そして，当該書籍について，今月発刊された月刊税務事例55巻2号に書評を書く機会をいただきました。
書籍については書評に書いたので，そちらをご覧ください。ただ，書評を書いたことについて少しだけ書いておきたいと思います。
書評を書くのは，今回が初めての機会でした。裁判例からみるシリーズの他の書籍と同じく優れた本ですし，酒井先生の先行業績もたくさんあるので，書くことには困りませんでした。ただ，私が書くことの意味，いわば書評それ自体としての価値はどこにあるのかな，という点は悩んだところで，そのあたりを考えながら執筆しました。上手くできた自信はないですし，実際，私の書評など無くても酒井先生の本なら爆発的に売れるだろうとは思うのですが，何か私の書評それ自体にも価値があったらいいな，と思っています。
私の書評を読むかはともかく，ぜひ『裁判例からみる加算税』をお手にとっていただけたら嬉しく思います。
