先ほど，日本租税研究協会の会員懇談会にて機会をいただき報告しました。私のような未熟者に過分な機会をいただき，誠にありがとうございました。特に，日本租税研究協会と繋いでくださった東北学院大学の堀先生，誠にありがとうございました。
テーマは「ICO（Initial Coin Offering）と法人税：調達した資金に対する課税およびトークンの評価益への課税を検討対象として」というもので，先日の租税法研究に載せていただいた論文の関心をもとに，令和5年度税制改正で対応が予定されている期末の時価評価益課税の問題も取り上げて議論しました。
改正法が未成立だったり企業会計の動向が未確定だったり，議論が難しくはあったのですが，今のところの展望についてお話ししました。的外れなことばかり言っていたかもしれませんが，今後の議論の1つの踏み台になれば嬉しく思います。
報告内容は，いずれ租税研究の雑誌に掲載される予定です。またその段階で記事を書きたいと思います。重ね重ね，機会を与えてくださり，誠にありがとうございました。
