明けましておめでとうございます。本年もこのブログおよび藤間大順をよろしくお願いいたします。
さて，先ほどまで，アメリカ税法研究会をオンライン（Zoom）にて開催していました。
前回の開催時の記事として，下記参照。
今回の研究会では，米国税理士の成田元男先生が「フリンジ・ベネフィット課税をめぐる判例と示唆」と題する報告をされました。アメリカにおけるフリンジ・ベネフィット課税について最新の裁判例や歴史的経緯をふまえつつ整理されたうえで（特に歴史的経緯が大変に興味深かったように感じました），日本法との比較検討をされていました。
研究会の質疑においても，アメリカ法に関する議論をメインとし，日本法に関する点もふくめた詳細な議論がされました。私も，主に所得概念論との関係からアメリカの制度をどのように理解できるだろうか，という質問をしました。研究会にご参加くださった皆さま，誠にありがとうございました。
成田先生，ご報告を賜りありがとうございました。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
