本日，アメリカ税法研究会が開催されました。前回と同じくオンライン（Zoomミーティング）にて開催されました。
今回の研究会では，千葉商科大学の泉絢也先生より，AIと税務行政に関するご報告をいただきました。司会は，米国税理士の成田元男先生に担当いただきました。報告の詳細については，今後ご論稿を投稿予定とのことですので割愛します。
泉先生は，下記の書籍に代表されるように，税務行政の法的統制につき詳細な検討をされている方です。実体法についても，暗号資産（仮想通貨）と税制の問題や収益認識基準と法人税法の問題など，多方面での研究をされています。
今回のご報告でも，税法の内外の様々な論点について非常に詳細な検討をされていて，個人的に勉強になったことはもちろん，研究会も大盛り上がりでした。ご報告を担当いただき，誠にありがとうございました。
今回の研究会から時間を30分延ばしたのですが，それでもまだまだ議論ができそうな感じでした。今後とも色々と工夫をしながら，充実した議論ができる研究会となるようにしていきたいと思っています。次回研究会の時期は未定なのですが，ご興味がある方がいらしましたら，お気軽にお問い合わせくださいませ。
（2021/9/2追記）
ご報告された内容が含まれる論稿が，下記のとおり，泉先生の本務校の紀要に掲載されました。ぜひご覧くださいますと幸いです。
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