先ほどまで,アメリカ税法研究会をオンライン(Zoom)にて開催していました*1。前回の開催時の記事として,下記参照。
今回の研究会では,名城大学の伊川正樹先生が「譲渡所得課税に関する基礎的考察」と題して,先日公刊された下記の書籍を素材としてご報告されました。
今回の研究会では,特に書籍の第4章および第15章を素材として*2,譲渡所得課税の構造について伊川先生が構築された枠組についてご報告いただきました。
伊川先生は言わずと知れた譲渡所得課税の第一人者であり,私自身,譲渡所得課税について論じる際には常に議論を参照してきたほか,自分が債務免除益課税について議論するにあたって議論のスタイルを参考にしてきた方の1人です。研究者のあり方というプライベートな面でも,色々とご示唆をいただいています。改めて議論を勉強して,譲渡所得課税について関心を引き立てられました。ご報告いただき,誠にありがとうございました。