昨日,神奈川大学大学院法学研究科にて,明治大学の加藤友佳先生をお招きして,研究科の演習の授業の一環として講演会を実施しました*1。
年の瀬も迫るなか,皆さまいかがお過ごしでしょうか?年明け1/31(水)の18時より,下記チラシのとおり,明治大学経営学部の加藤友佳先生をお招きして講演会を実施します。講演テーマは「ライフスタイルの多様化と租税法」です。 pic.twitter.com/cGMki3kU8g
— 神奈川大学大学院法学研究科 (@KUlawgraduate) 2023年12月26日
加藤先生は,性的少数者と税制の問題などこの分野に関する研究のトップランナーであり,下記リンクの『多様化する家族と租税法』(中央経済社,2021年)にてこれまでの研究をまとめられています。この書籍で,第2回租税法学会賞も受賞されています。https://t.co/jg3SVa9qRL
— 神奈川大学大学院法学研究科 (@KUlawgraduate) 2023年12月26日
講演のテーマは「ライフスタイルの多様化と租税法」でした。上記のポストのとおり,加藤先生はこの分野のトップランナーであり,お招きして講演会を実施することができて大変に光栄でした。
実際の講演会も,加藤先生をお招きする以上当然のことだったかもしれませんが,議論が盛り上がるとても充実したものになったように思います。ライフスタイルが多様化していくなかで税制は個人にフォーカスを当てざるを得ないのだけれど,では家族の形成などについて全く無関心でいられるかというとそれも望ましいとは言い難くて,そのあたりをどのようにしっかりとした制度として構成していくのか,という点が問われているように思いました。自分の研究に資する示唆もたくさんいただきました。
加藤先生,重ね重ね,素晴らしい講演を賜り,誠にありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
*1:なお,今回の講演会は,東京地方税理士会の研修にも認定していただきました。ご参加いただいた税理士の先生方,誠にありがとうございました。