本日，日本税法学会第483回関東地区研究会にて報告の機会を賜りました。
報告は実に3年以上ぶりでした。前回の報告として，下記記事を参照。
今回の報告では，「税理士と税務行政のこれまでとこれから：税理士制度のあり方に関する議論と税務行政のデジタル化に関する議論の対応を主眼として」というテーマで報告しました。下記記事のとおり，昨年来継続的に取り組んでいるテーマです。もうすぐ本務校の紀要（神奈川法学55巻4号）に論文が掲載される予定です*1。
もう論文は校了しているので，今回の研究会でいただいた示唆を論文には盛り込めないのですが，今後の課題をたくさんいただきました。今まさに必要とされている議論や，税理士業務の実際のあり方を踏まえた議論などが今後の課題としてありそうだと感じました。今回の論文では抽象的な議論がメインだったので，具体的な論点について，今後とも税理士のあり方については研究を続けていきたいと思います。ご参加くださった会員の皆さまや質問やコメントをいただいた皆さま，誠にありがとうございました。
*1:なお，関東地区から掲載予定の論文のデータを共有いただいたのですが，ファイルサイズが大きすぎて届かなかった会員の方々がいらしたようです。ご迷惑をおかけしました。
